修
Diary
#雑記
2022 年 3 月 25 日、熊本大学大学院自然科学教育部機械数理工学専攻 ~~(長い)~~ の博士前期過程を終了して、工学の修士をもらいました 🎉
簡単に振り返ります。
院の 2 年間
ぶっちゃけると、自分が院に進学した一番の理由は就職のために時間が欲しかったからです (笑) 大学 4 年の春頃に Web フロントエンドエンジニアになりたいと強く思うようになり、そのときはバイトで jQuery と d3.js を触ってたくらいなので勉強する時間が欲しいと思って進学を決めました。
そのため、そのまま熊大の院に進学したのですが、研究を通して色々なことが勉強になりました。
面倒なので具体的には書きませんが、進学して正解だっと思っています。(就職も第一志望に行けたのもある)
研究について
始めの一年は暗号理論の秘匿計算とコードベース暗号について調査していましたが、二年の春に先生から
「数学やってみる?」
と言われて、正直研究が行き詰っていたのもあり、分野を変更することにしました。
その研究の内容は、マトロイド理論のある性質について構造を研究するといったものでした。 最初はマトロイドについては先輩もやってるということくらいしか知らなかったため、勉強をしつつ、構造を具体的に確認するために Python でプログラミングしていました。
競プロをやっていたこともあり、探索で bit DP を使ったりして計算量を減らすことで色々な構造がわかってきたところで、 たまたま興味があって勉強していた射影幾何学のある性質と同じであることがわかってしまいました。。。😇
これによって、探索で発見してきた構造は既に見つかってるものであることがわかり (つらい)、そこからマトロイドではなく射影幾何学からのアプローチで研究をすることにしました。
アプローチを変えたのが二年の夏で研究できたのは約 5 ヵ月でしたが、なんとか 2 つの構成法を見つけて証明することができました。 論文を書いているときに 1 つの構成法の証明に間違いがあることに気付き、少し妥協した定理になってしまいましたが、自分にしては上出来な内容で終わったんじゃないかなと思っています。
これからについて
今後の研究についてですが、普通に面白かったので続けていきたいと思っています。 ただ、論文として出すのは多分無理 (できそうなら考える) なので、このサイトの note にちまちま載せていきたいと思っています。
また、無事にフロントエンドエンジニアとして就職することができたのですが、 競プロとか CTF とか数学とかセキュリティが好きであることから、 自分はフロントエンドエンジニアというよりかはあくまで「Web フロントが好きなデベロッパー」なのかなと思っています w
おわりに
これからも自分なりに頑張ります。